「水いぼ」はうつる?原因・症状・治療・予防をママ向けに解説
- おざき
- スタッフブログ
こんにちは、MADOショップ神戸六甲店です!
もうプールの季節は終わりましたね~。
水遊びの季節、小さなお子様がいらっしゃるご家庭では「水いぼ」の話題が良く出ますよね。
また、習い事でスイミングスクールに行かれている方には、定期的に頭を悩ませる症状ではないでしょうか?
大人になってからはほとんど聞くこともない単語ですが、我が家の娘も小さいころ悩まされたことがあったなぁと思い、もう秋が始まるタイミングではありますが罹患した時のご家庭での対策などをご紹介させていただきます🏥
水いぼとは?
水いぼは、正式には「伝染性軟属腫(でんせんせいなんぞくしゅ)」と呼ばれる、ウイルスによる皮膚の感染症です。
特に幼児期の子どもに多く、皮膚のバリア機能がまだ十分に発達していないことなどが関係しています。
水いぼは一般的な「いぼ」とは原因となるウイルスが違います。

水いぼの特徴
水いぼは、次のような見た目をしています。
-
1~5mm程度の小さなポツポツ
-
肌色~白色、淡い赤色
-
表面がツルツルして光沢がある
-
中央が少しくぼんでいる
-
体、腕、脚などにできやすい
-
数個から数十個できることもある
特に、わきの下や胸、腕の内側など、皮膚がこすれやすい場所には広がりやすいとされています。
水いぼの原因は?
水いぼの原因は、伝染性軟属腫ウイルスです。
主な感染経路は、皮膚と皮膚が直接触れることによる接触感染。
水いぼを触った手で別の場所を触ったり、つぶれた水いぼの内容物が皮膚についたりすることで、自分の体の別の場所へ広がることもあります。
また、タオルや浮き輪、ビート板などを共用することによって感染する可能性もあります。
何歳くらいの子どもに多い?
水いぼは、特に幼児期の子どもによく見られます。
皮膚のバリア機能がまだ未熟なことに加え、子ども同士で遊んだり、肌が触れ合ったりする機会が多いことも感染につながります。
また、乾燥肌やアトピー性皮膚炎のある子どもは、皮膚のバリア機能が低下しているため、水いぼが広がりやすいとされています。
水いぼの症状は?
基本的には、強い痛みやかゆみなどはありません。
ただし、水いぼの周囲に湿疹ができると、かゆくなってしまうことがあります。
かゆくて掻いてしまう
↓
水いぼが傷つく・つぶれる
↓
ウイルスが手につく
↓
別の場所を触る
↓
水いぼが増える
ということもあるので、「掻かせないこと」も大切なポイントです。
水いぼは自然に治る?
水いぼは、自然に治ることがあります。
日本小児科学会によると、自然治癒まで6~12か月程度かかることがあり、場合によっては数年かかることもあります。
そのため、
「水いぼを見つけた=すぐに治療しなければいけない」
というわけではありません。
ただし、数がどんどん増えている、掻いて広がっている、本人が気にしている、周囲への感染が心配などの場合は、皮膚科や小児科で相談すると安心です。
水いぼの治療方法は?
水いぼは自然に治ることも多いため、治療するか、自然に治るのを待つかは、年齢や数、場所、本人の負担などを考えて判断します。
医療機関では、
-
専用のピンセットで取り除く
-
局所麻酔テープを使用してから摘除する
-
液体窒素などを使った治療
-
外用療法など
が行われる場合があります。
私の妹に我慢強い姪っ子がいます。
彼女は泣かずに麻酔なしでお医者さんにピンセットで取ってもらったらしいですが、「あんなに我慢強い子が目に涙ためてた(´;ω;`)」と妹が言っていたことを思い出します・・・痛いですよね、麻酔なしでは・・・😰
特に小さな子どもでは、治療そのものが大きな負担になることもあります。
そのため、自己判断でつぶしたり、無理に取ったりせず、気になる場合は医師に相談するのがおすすめです。
水いぼができたら病院へ行くべき?
水いぼは、基本的に緊急で受診する病気ではありません。
「お風呂で見つけた」「着替えのときに気づいた」という程度で、元気にしているなら、慌てて受診する必要はないとされています。
ただし、
-
急に数が増えてきた
-
掻いて傷になっている
-
湿疹や強いかゆみがある
-
顔など目立つ場所にできた
-
水いぼかどうかわからない
-
家族や兄弟への感染が心配
という場合は、皮膚科や小児科に相談するとよいでしょう。
水いぼの予防方法は?
水いぼを完全に防ぐことは難しいですが、感染を広げないためにできることがあります。
① 水いぼを掻かない
水いぼを掻き壊すと、自分の体の別の場所に広がる原因になります。
爪を短くして、できるだけ掻かないようにしましょう。
② 水いぼを覆う
腕や脚など、衣服で隠れない場所にある場合は、衣類や包帯、耐水性のばんそうこうなどで覆うことで、周囲への感染を防ぐ対策になります。
③ タオルなどを共用しない
家族であっても、タオルや衣類などの共用はできるだけ避けましょう。
④ 手洗いをする
接触感染を防ぐため、日頃から手洗いを習慣にすることも大切です。
⑤ 肌を乾燥させない
乾燥肌やアトピー性皮膚炎など、皮膚のバリア機能が低下している場合は、保湿などで肌を整えることも大切です。
水いぼがあってもプールに入れる?
ここはママが特に気になるところですよね。
水いぼは、プールの水そのもので感染するわけではありません。
そのため、日本小児科学会では、水いぼがあることだけを理由にプールを禁止する必要はないとしています。
ただし、タオル・浮き輪・ビート板などの共用や、肌と肌が直接触れることによって感染する可能性があります。
水いぼがある場合は、施設のルールを確認したうえで、患部を覆う、タオルを共用しないなどの対策をしましょう。
保育園・幼稚園は休む必要がある?
水いぼだけを理由に、基本的に保育園や幼稚園を休む必要はありません。
日本小児科学会では、登園・登校の制限は必要ないとされています。
ただし、いぼから浸出液が出ている場合などは、患部を覆うなどの対応が必要です。
園によって対応が異なる場合もあるため、心配な場合は通っている園に確認しましょう。
ママが覚えておきたい「水いぼ」のポイント
水いぼは、子どもによく見られる皮膚の感染症です。
「見つけたら必ず治療」ではなく、自然に治ることも多い病気ですが、掻き壊すことで数が増えたり、周囲の子どもに感染したりすることがあります。
大切なのは、
「掻かない・覆う・タオルなどを共用しない・肌を保湿する」
という日頃のケア。
「これ、水いぼかな?」と迷ったときは、自己判断でつぶしたりせず、皮膚科や小児科に相談してみてくださいね。
※この記事は、水いぼについての一般的な情報を紹介するものです。
症状や治療については、お子さまの状態に応じて医療機関へご相談ください。
参考情報
日本小児科学会「伝染性軟属腫(水いぼ)」
日本皮膚科学会「イボとミズイボ、ウオノメとタコ─どう違うのですか?」
こども家庭庁「保育所における感染症対策ガイドライン」
済生会「水いぼ(伝染性軟属腫)」









