いまさら聞けないシリーズ・・アルゴンガスって?
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こんにちは!MADOショップ神戸六甲店です
先日、お客様が来店され、窓リノベのご相談をお受けした際に
「アルゴンガスって、例えば子どもがガラスを割って空気中にばらまかれても安全なんですか?」
と質問を受けました。
恥ずかしながらうまく説明できなかったので、ブログネタにします😆転んでもただは起きぬ精神★
アルゴンガス・・・なんだか難しそうに聞こえますが、実は熱の伝わりを抑えて家を快適にする科学の力が使われているんです。
アルゴンガスって何?
アルゴンは、空気中にも少しだけ含まれている無色・無臭・化学的に安定したガスです。
窓リフォームでは、複層ガラス(ガラスとガラスの間)にアルゴンガスを封入することで効果を発揮します。
アルゴンガスが人体に有害でない理由
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化学的に安定している
アルゴンは希ガス(化学反応をほとんど起こさないガス)で、酸素や水分と反応しません。
そのため、体内に入っても化学反応を起こさず、毒性がありません。 -
無色・無臭で吸い込んでも安全
アルゴンは空気と同じように無色・無臭です。
通常の室内で封入される量はごくわずかで、呼吸に影響を与える心配はありません。 -
空気の一部として自然に存在
アルゴンは地球の空気の約1%を占める自然な成分です。
人は日常的にアルゴンを吸い込んでおり、特別な危険はありません。
どうして窓に入れるの?科学的な理由
熱は、「伝導」「対流」「放射」の3つの方法で移動します。
窓の場合は主に伝導と対流が問題です。
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空気だけだと熱が伝わりやすく、夏の熱や冬の冷気が部屋に届きやすいアルゴンガスは空気よりも熱伝導率が低いため、ガラス間の熱の移動を抑えられます。
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また、アルゴンは空気より少し重いため、ガラス間の対流も減らし、断熱性能をさらに高めます
その結果、
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夏は涼しく、冬は暖かい
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結露(ガラスに水滴がつく現象)も減少
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光熱費の節約にもつながる
というメリットがあります。
アルゴンガス入りの窓はどんな人におすすめ?
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夏や冬の窓まわりの暑さ・寒さを軽減したい
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結露でカーテンや窓枠が濡れて困っている
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部屋の音が外に漏れるのを防ぎたい(遮音効果も向上)
特に断熱性を重視した窓リフォームを考えている方には最適です。

つまり、有能・安全なガスで、危険なガスじゃないってこと(。・ω・。)ノ♡
アルゴンガスは、「窓を科学の力で快適にする秘密兵器」と言えます✨
安全で健康にも安心、そしてお家の断熱・防音性能を大きく高めてくれる魔法のガスです。
「うちの窓も快適にしたい!」という方は、ぜひお気軽にご相談ください😊








