ヒラギノフォント
- Ozaki
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ヒラギノフォントをご存じですか?
「ヒラギノフォント・・・なにそれ?」という反応をされる方がほとんどではないでしょうか。
たとえば、WordやExcelなどで字体を変更するときに目にする字体(HG丸ゴシックM-PRO、BIZ UDゴシック、HGP創英角ポップ体など)は名前が載っているので意識して使っていることもあると思います。
しかし、ヒラギノフォントはiPhoneを使っていて、道を歩いたことがある人なら、絶対に知っている世界一有名なフォントなんですよ😊
なぜならヒラギノフォントはiPhoneやmacOSに標準フォントとして搭載されており、さらには高速道路の標識文字に使用されているんです。
他にも企業のシンボルロゴや地方自治体の案内サイン、テレビ局のテロップなどなど、実に様々な場面で使用されているそうです。
↓Wikipediaに紹介されていたヒラギノフォント例
そもそろヒラギノフォントは
大日本スクリーン製造(現在は「SCREENホールディングス」)と言う京都の会社が1990年に開発に着手したデジタルフォントです。
書体開発にあたり、これから先の50年100年使われる癖のない書体かつ現代的でクールなイメージの書体にする、というコンセプトで何度も試作開発したそうです。
そして、
1993年にヒラギノ明朝体
1994年にヒラギノ角ゴシック体
1996年にヒラギノ行書体
が順に誕生し、現在50書体以上があります。
2000年の幕張メッセで開催されたMACWORD Expo/Tokyoでのスティーブ・ジョブスの講演で、Mac OS Xへ「ヒラギノ明朝体 W3/W6」「ヒラギノ角ゴシック体 W3/W6/W8」「ヒラギノ丸ゴシック体 W4」の標準搭載が発表され、大きなニュースになったそうです。
2007年のiPhoneの日本発売のタイミングでiOSにヒラギノフォントが搭載されたので、それから2024年までの間にiPhoneユーザーは毎日ヒラギノフォントを目にしていることになりますね!
今iPhoneを手にされている方、Macbookでお仕事されている方、ちょっと一息ついてヒラギノフォントをまじまじと眺めてみてはいかがでしょうか?
👀
まじまじまじまじまじまじ
・・・・そうです、それが熱い想いで作られた日本が誇る唯一無二のクールなフォントです!
ちなみにヒラギノフォントの名前は、開発中に京都の地名を色々集めて検討して、現代的で若々しいクールなイメージに合っていたため、京都市北区の鴨川左岸にある地名、柊野(ひらぎの)に由来して決められたそうです。
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